身体拘束ゼロに向けて・・・
2019年09月30日
9月26日(木) 今年度から南清苑では、より多くの職員に出席して頂き、知識や理解を深めて頂きたいという思い から、同テーマの勉強会を月に2回行っています。 今回は「身体拘束ゼロ」についての勉強会です。 内容については、委員会のメンバーからの案で、「ただ聴く」という形ではなく、「参加する」かたち にしたいという思いから、グループ討議を取り入れることにしました。 テーマは「身体拘束ゼロにするにはどうすれば良いか」です。 架空の利用者様を設定し、その方の身体拘束を解除するにはどうしたら良いかということで、熱い 討議が各グループで繰り広げられました。
設定した討議時間をオーバーするほど、参加した職員からは様々な提案が出てきました。 その中でゼロにする具体的な対策はもちろんのこと、「利用者様に対する接し方の見直し」や 「利用者様への理解を深める」ことが重要だという意見が出たことは、非常に喜ばしいことでした。 現在南清苑全体では「身体拘束ゼロ」まで「あと一息」というところまで来ました。これもご家族の 皆さまや職員の理解と協力による賜物だと感謝しています。 これからも、「ゼロ」にするのが目的と考えるのではなく、「なぜ身体拘束がいけないことなのか」 や、「利用者様の尊厳やプライドを守る大切さ」を理解することで、結果として「身体拘束ゼロ」に 繋がるよう、職員一同邁進してまいります。
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