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お知らせ/新着情報

看取りについて考えてみましょう

看取りについて考えてみましょうイメージ
2019年10月29日

本日は、「看取り」についての勉強会です。

高齢者の人生の最終段階は、小児や成人とは違う「老いの延長上の死」、つまり自然な過程です。

いずれ来る「死」に向かいながら一日一日をどう生きるのか、どのような生き方をするのかという

「今を生きる」ことへの関わりであり、利用者様,ご家族の思いを可能な限り尊重し、自然で

安らかな最期を迎えられるよう援助すること。これが「看取り」です。

 

今まで南清苑では何人もの方の最期を看取ってまいりました。
その中で「本当にご本人は満足されて行かれたのだろうか?」と疑問を抱えたり後悔したことも
ありました。

今後旅立っていくであろう方々のために、スタッフ一同、もう一度「看取り」について見つめ直そう
ということで、開催しました。

まず、講師から看取りの定義、看取り介護の種類、触れ合う,寄り添うことの大切さ、看取り期にある
高齢者の状態像について説明がありました。

 

勉強会の様子はこちら⇒

 

そして最後に今回出席してくれた職員全員に「あなたが施設に入所したとして、看取られることになっ
時、どんな風に看取られたいですか?」と質問をし、答えてもらうこととしました。

「大好きなものを最後に食べたい」「海が見えるところで過ごしたい」「好きな音楽をかけてほしい」
「旅行に行きたい」など様々な意見が出ました。

スタッフがこれだけ希望があるのなら、当然のことながら利用者様にもあるはずです。今からでも
遅くはありません。利用者様がどんなことをしたいのか、ご家族も交えて一緒に考え、人生最期のステ
ージをプロデュース出来るスタッフになれるよう、努めてまいります。